私のLOOK765は
スプロケ 105 11-32T
クランク 105
- インナーギア 34
- アウターギア 50
Contents
リアディレイラーのSSとGSの違い
アーム部分がショートタイプのSSと
ロングタイプのGSがあります。
クランクとスプロケで、どちらを選ぶか変わってきますので、
4項目チェックして違いを見ていきたいと思います
RD-5800-SS-L
モデルナンバー | RD-5800-SS-L |
シリーズ | 105 |
スピード | 11スピード |
対応最大(ロー/トップ)ギア | 28T/12T |
対応最小(ロー/トップ)ギア | 23T/11T |
フロント・ギア歯数差 | 16T |
トータル・キャパシティー | 33T |
対応最大(ロー/トップ)ギア
スプロケの対応最大ギアは28T/12Tとなっているので、
ローは28T以下、
トップは12T以下のギヤ歯数しかSSは対応しません。
ローが30Tや32T、トップが14Tのスプロケは使えません。
対応最小(ロー/トップ)ギア
次にスプロケの対応最小ギアは23T/11Tなので、
ローは23T以上、
トップは11T以上のギヤ歯数しかSSは対応していません。
つまり、シマノ105のSSは、ロー 23T~28T、トップ 11T~12Tの範囲内にあるスプロケが使用できます。
もし11-32Tや14-28Tのスプロケを使いたい場合は、ディレイラーをGSに交換です。
フロント・ギア歯数差
16Tとなっています。これはフロントのアウターギアからインナーギアの歯数差を引いた数値が16以下しか対応しません
アウターギア歯数 ー インナーギヤ歯数 = 16T以下
私の場合50−34=16なので大丈夫です。
トータル・キャパシティー
トータルキャパシティーは33Tとなってます。
これは使用するスプロケのローとトップのギヤ歯数差と、クランクのギア歯数差の合計が33T以内という事です。
私の場合、スプロケは11-32T、クランクは50×34T。
スプロケのギヤ歯数差は32-11=21となります。
クランクのギヤ歯数差は50-34=16です。
これを合計すると21+16=37Tとなるので、このスプロケとクランクの組み合わせはRD-5800-SSで使えないという事になります。
私のリアディレイラーはRD-5800-GS-Lが使用できるということになります。
うっかり違う物を購入しないように気をつけなければなりません。
ついでなので、RD-5800-GS-Lを確認していきたいと思います。
RD-5800-GS-L
モデルナンバー | RD-5800-GS-L |
シリーズ | 105 |
スピード | 11スピード |
対応最大(ロー/トップ)ギア | 32T/12T |
対応最小(ロー/トップ)ギア | 28T/11T |
フロント・ギア歯数差 | 16T |
トータル・キャパシティー | 37T |
対応最大(ロー/トップ)ギア
対応最大ギアが 32T/12Tとなっているので、
ロー32T以下、
トップが12T以下に対応します。
対応最小(ロー/トップ)ギア
対応最小(ロー/トップ)ギアが28T/11Tとなっているので
ロー28T以上
トップが11T以上となっています。
つまり、シマノ105のGSは、ロー 28T~32T、トップ 11T~12Tの範囲内にあるスプロケが使用できます。
というわけで、私の場合はGSタイプということになります。
フロント・ギア歯数差
さらにこちらは16Tですので、
50T-34T=16Tで適合です
トータル・キャパシティー
上の表より37Tとありますので、37T以内に収まるということです。
先程の計算より、
私の場合、スプロケは11-32T、クランクは50×34T。
スプロケのギヤ歯数差は32-11=21となります。
クランクのギヤ歯数差は50-34=16です。
これを合計すると21+16=37Tとなり、OKです!
以上、クランクとスプロケットの歯数による、リアディレイラー選びの4項目チェック解説でした。